前回韓国ドラマの『トンイ』について書いてからずいぶん時間が経ちました。
あれ以来、特にまとめ見したドラマというのはなかった(と思う)のですが、今放送中のNHKの朝の連続テレビ小説『なつぞら』は、ほぼ毎回見逃さずに見ています。
ドラマを見たことのない方向けに簡単に説明すると、ドラマは大きく前半後半に分かれています。
主人公はなつ。前半は戦争で孤児になったなつが、戦死した父親の友人の家に引き取られて北海道で酪農を手伝いながら成長していく話です。
後半は、東京に上京したなつが、アニメーターとして成長していく物語になっています。
個人的には、東京に出てからよりも、出る前の子ども時代の話の方が毎回ワクワクして見られたかなと思います。後半は、特に終盤となった最近はなつがアニメーターとしての地位を確固たるものにしていて、少しマンネリ化してしまったような気がします。
前半と後半のつながりがあまり感じられなかったというのも少し不満の残る点です、一応、アニメの題材として開拓者の生活を扱うことで北海道での生活が活かされていたりはするのですが、ドラマとして、関係のない二つの世界が唐突に切り替わったような、そんな印象を受けてしまいました。
少しマイナスな感じの感想になってしまいましたが、全体としてはとても楽しい作品でした。明日の最終回も楽しみにしています。
それから、BGMも好きでした。登場人物の内面がよく表現されていたと思います。